ストーリー
当世着物男子恋綴り 着物が似合う彼との、艶やかな戀物語―
【当世着物男子恋綴り 桐人編】
友人の結婚式で花に見惚れていたあなたに話しかけてきた高屋桐人。
彼は会場のフラワーアレンジメントを全て担当しており、熱心に花を見つめるあなたが気になったという。
専門は茶道であり、普段は教室を開いているという桐人は、あなたに一枚の名刺を渡す。
「興味があるようなら、気軽にいらしてください」
数日後、茶道教室を尋ねたあなたに桐人はある提案をする――
【当世着物男子恋綴り 薫編】
出版社に勤めるあなたが新しく担当となった作家・井川薫。
元々薫のファンであったと告げるあなたに、自分と会うことで作品のイメージを壊してしまうのでは、と薫は心配する。
「あなたと良い作品を作れればと思ってます」
繊細な薫の担当として、忙しい日々が過ぎて行ったある日――
【当世着物男子恋綴り 幸介編】
ある雨の日、あなたが訪れた小料理屋で腕を振るっていたのは、小、中学校の同級生であった伊藤幸介。
卒業以来十数年ぶりの再開を切っ掛けに、あなたはお店へと足を運ぶ様になり、幸介との思い出話にも花が咲く。
「お前は変わったよ。…綺麗に、なった」
数日後、いつもより早めの時間にお店に行くと、どこか様子のおかしい幸介がいて――